水瀬家の謎 家屋篇その1。今回の題材は水瀬家の間取りについてです。
原作では水瀬家の間取りを推測する際、屋内の限られた背景画とシナリオでの言及から推測せねばならず、謎が多かったのですが、当時すでに想定図面を掲載されている方がおられました。
現在はサイトが消失しているようなのでここに引用させて頂きます。
原作版水瀬家想定間取図
「挽肉工場。」(みんくり氏、2000年頃掲載)より引用
なお、同サイトによるとこれでも矛盾している点が多いとのことで、それもそのはず、京アニKanon第一巻特典の原作スタッフコメンタリにて折戸氏は原作に間取りについての完全な設定が無い旨の発言をされています。
アニメ版では水瀬家屋内の登場頻度も多く、いずれ何らかの設定資料が出るとは思うのですが、現時点での想定図を掲載します。
アニメ版水瀬家想定間取図
21日トレジャーで配布したサークルペーパーに掲載したものです。クリックすると元のペーパーを大きなサイズで見られます。
この想定図面は以前から描いていた断片的な図を元に当日になって急遽再構成したもので、定規も使っていないのでお見苦しいかと思いますが、各部屋の配置としてはこれで正解なのではないかと思います。
和室の位置はダイニングにある引き戸&縁側花火シーンから、秋子さんの部屋は扉の形状&窓の位置から確定しています。?が付いている箇所は内部が一切登場していないため家屋の外観等からの想定形状です。
北国とはいえ、妙に豪邸なこと(9か10LDK、敷地も百坪近い)、そのわりに二階にトイレがないこと(あゆがトイレのために一階へ降りた)が謎です。前者については秋子さんの職業は医者なのではないかという説の信憑性が増した感があります。